【秋の夜長 手仕事Part.3】発酵食品を学ぼう!

2024.11.06

【秋の夜長手仕事Part.3】
発酵食品を学ぼう!

秋が深まり長くなった夜に、ひと手間かける手仕事は、日常の喧騒を忘れさせてくれます。今回は、発酵食品を使った料理レシピや効能などを、ヨガインストラクターでありマクロビ料理教室の講師もつとめる、中島ちあきさんに教えていただきました。

　発酵食品ってどんなもの?　

発酵食品は、私たちの食卓に欠かせない存在で、醤油、味噌、酢、みりんなどの調味料、ヨーグルトやチーズ、甘酒などが発酵食品の代表例です。腸内環境を整え、便秘や下痢、肌荒れなどを引き起こす悪玉菌を抑制。体内の代謝を促進して、抗酸化作用やストレス軽減の効果もあり、日々の健康維持に適した食品です。

　発酵食品を使って　
　料理をしてみよう!　

【くるみ味噌】
材料
･くるみ…30g
･味噌…30g(大さじ2弱)
･メープルシロップ…15g(大さじ1)

【ディップ】
材料
･味噌…大さじ1
･甘酒、メープルシロップ、ハチミツなど…大さじ1〜
･水…小さじ1
･バルサミコ酢(他の酢でも可)…小さじ1
※味噌の塩分、甘酒の甘味はメーカーにより違うので味見をしてお好みに調整してください。甘味で味が変わります。

【ドレッシング】
ディップの材料にオリーブオイル(大さじ1)を足すとドレッシングになります。

「ディップは、味噌と甘酒の発酵コンビを組み合わせることによって、より健康的な一品となります。これから寒くなる時期は、春菊やカブなどもおすすめです」と語るちあきさん。ディップは、水切りした木綿豆腐に塗って、コンロ下のグリルで2〜3分焼くと洋風味噌田楽になるなど、展開料理が楽しめます。

【 Seeds kitchen 】

シーズキッチン

マクロビ料理教室は、調理と講義(テキストあり)で基礎からしっかり学ぶ初級10回コースを開講しています。2024年11月現在は、3期生が学んでいて12月から中級がスタートします。来年度からは単発クラスも予定しています。

自身のアトピー性皮膚炎の経験と、出産し子育てをする中、次世代に影響する健康や食育の大切さを痛感。自宅敷地内の古民家をリノベーションして「シーズキッチン」を開講しています。できるだけ自給を目指し、畑で採れた食材を使って皆で楽しく料理し、健康と食について学びながら美味しく食べる場を提供しています。「自分の健康は自分で守れる、自分の手の中にある」というメッセージを伝えています。