三遠ネオフェニックス
田渡凌選手インタビュー

三遠ネオフェニックス

田渡 凌

#21 ポイントガード(PG)
生年月日/1993年6月29日(28歳)
身長/180cm
体重/80kg
出身/東京都

父はバスケ指導者、2人の兄もプロバスケットボール選手というバスケ一家の三男。高校卒業後、単身アメリカに渡り、バスケの本場で武者修行。帰国後は横浜ビー・コルセアーズと契約。人気リアリティ番組「テラスハウス」への出演も話題を呼んだ。今季より、三遠ネオフェニックスに加入。チームのキャプテンを務める。

―田渡家という、バスケをすることを宿命づけられた環境に生まれたわけですが
それよく聞かれますが (笑)、本当に強制でもなんでもなく、一番身近にあったものがバスケで、自然とそれを始めて、好きになっていった感じですね。バスケが嫌になったことは一度もなくて、それは今も変わらず、バスケをしている時が一番楽しいし、ずっとバスケをやっていたいって思いますね。

―小さい頃はどんなお子さんでした?
典型的なガキ大将でしたね。運動神経良くて、うるさくて、目立ちたがり屋(笑)

―クールなイメージと違いますよね
自分はクールなタイプではないですね。どちらかというと、面白いって思われたい! わりとコートのなかでも感情を表に出すタイプですし、よくしゃべるし、うるさい奴ですね(笑)。

―アメリカでのバスケ留学について
それまで自分で大きな決断をするという場面がなくて、言葉も文化もよくわからない海外に留学するっていうのは、人生のなかで大きなターニングポイントでしたね。

―言葉も通じないなかで不安はなかったのですか
全くなかったですね。バスケをしたい、成長したいって、頭の中はそれだけでした。

―留学を経験して、学んだこと、変わったことは?
そうですね、それまでバスケしかしてなかったので、アメリカで、全部自分で試行錯誤しながら生活して、色んなことを考える時間も増えて…。同年代の友達と遊ぶってことも初めての体験で、青春を感じたのもアメリカに行ってからなんです(笑) だから今の自分の人格の大部分は、留学経験で形成されたものだと思っています。

―フェニックスに来てくれた理由は?
最初に声をかけてくれたからです。

―今季、チームのキャプテンに任命されましたね
キャプテンという役割はやりがいもあるし、自分に向いていると思っていますが、ここまでの結果は不甲斐なく、悔しい思いがあります。ただ、フェニックスは、今まで所属したどのチームよりも、選手同士の仲が良いというか、コミュニケーションは取れていますし、一つになって戦えている手ごたえはあります。そういう意味では、自分のバスケ人生のなかでも、いい時間を過ごせているなと実感しています。

―大事にしていること
「気魄(きはく)」という言葉があって、意味は「相手を圧倒する精神力」みたいなものなんですが、人生の何においても、相手に立ち向かっていく、喰らいついていくっていう気持ちを一番大事に考えています。シーズンも残りわずかですが、まずは目の前の敵を倒すために、ガツガツ向かって行って、昨季よりも勝ち星を重ねられるよう、チームに貢献していきたいですね。

―東三河でお気に入りのスポットなどありますか
この前、新城市の鳳来寺山を登ってきましたね。神秘的な雰囲気でパワーを感じました。一人で、人生について考えたりするのが好きなんで、神社仏閣はよく行きます。あと、豊川稲荷も、夜やっていたイベント(YORU MO-DE)に行きましたよ。自分は一人でしたけど、これはデートにぴったりだなって(笑)

―好きな女性のタイプを教えてください
好きな女性のタイプは、顔で言ったらラテン系。性格で言ったら、自分の足りないところ、ダメなところをしっかり指摘してくれる人がいいですね。一緒にいて成長できる、そんな関係が理想です。

―デートに行くなら
自分はアウトドア派なんで、海行ったり、登山したり、いろんなとこ連れて行ってあげたいですね。

―フェニックスのブースターの印象は?
礼儀正しい人が多い印象ですね。会場以外の、例えば移動の際に飛行機で一緒になったりする時もあるんですが、あまりグイグイこないというか、すごくこちらに気を使ってくれているのが分かります。だけど、会場では熱い声援を送ってくれて、本当にありがたい存在です。いつも感謝しています。


◎インタビューを終えて
取材前は、何となくとっつきにくいクールな方なのかなと勝手にイメージしていましたが、お話を伺うと全く反対で、明るく素直でバスケに燃える熱血漢。言葉の端々からバスケに対して本当に真摯に向き合っているんだなと感じることができ、改めて田渡選手のファンになりました♡


\三遠ネオフェニックス公式サイトもチェック/

https://www.neophoenix.jp/

 

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