秋は栗や芋など和菓子と相性ぴったりな食材が旬を迎える時期。今回は秋の食材を使った期間限定品やお店おすすめの逸品をご紹介します。繊細な職人技が光る極上の和菓子を味わってみては。

三谷両口屋

自家製のこしあんとたっぷり入った栗の相性が抜群。こだわりのあんこの味を楽しめるようにあえて甘さ控えめの栗を使用しています。

ホクホクで甘みのある栗を厳選。素材は栗と砂糖のみを使用し、栗の味をダイレクトに感じることができるので栗好きにはたまりません。

親子三代で営むアットホームな雰囲気のお店。商品は手間暇かけて丁寧に作られ、お店自慢のあんこはすべて自家製です。また、名物の美養まんじゅうは麹菌を自ら育てており、本物の酒まんじゅうを味わえます。

和菓子 あづ木

鳴門金時と風味豊かなよつ葉バターを使った贅沢な一品。鳴門金時のホクホクで甘い味を存分に味わえるよう仕上げられています。

大粒の黒豆の塩加減とつぶ餡の甘さが絶妙。中身がたっぷり詰まっていて、持った瞬間ずっしりと重みを感じるほど。甘さ控えめなのでペロリと食べきれます。

丁寧な手仕込みで作られた和菓子はどれも素材の味が活きています。おいしさが話題を呼び、行列ができることもある人気店です。また、保存料不使用のため小さな子どもでも安心して食べられます。

中原屋

国産の栗と氷砂糖で炊き上げた栗きんとんをそぼろ状にして、小さく丸めたモチにまぶした、栗の風味ゆたかな一品です。

栗きんとんに白餡を加えて炊きあげた餡を生麩の皮で包みました。この味を毎年楽しみにしているファンも多い商品です。

大正時代から続く老舗で歴史情緒あふれる店構え。店内には職人が素材や製法にこだわった伝統的な和菓子が並び、素材本来の香りや色合いを感じる繊細な商品の数々に魅了されます。

絹籐

なめらかな食感と口どけを実現するために、2種類のこしきを使用して芋の繊維が残らないよう丁寧に作られています。甘すぎず、芋本来の風味を堪能できます。

その美しい見た目に思わずうっとりしてしまいます。季節ごとに変わるので、訪れるたびに上生菓子から季節の変化を感じてみては。

豊橋でただ一人の一級菓子製造技能士で、ものづくりマイスターでもある職人の作る和菓子は、確かな味と見た目の美しさを兼ね備えています。餅は国産餅米を使用するなど素材へのこだわりも詰まっています。