目指せ健康長寿
予防医療と身体づくり
小石マタニティ
クリニック編

生活習慣病の増加を背景に「病気にならない体づくり=予防医療」への関心が高まっています。この特集では、産婦人科・消化器内科・整形外科の専門家監修のもと、各分野で役立つ予防医療のヒントをご紹介。今回は「小石マタニティクリニック」監修、「産後ケア・リハビリについて」です。今日からできる小さな一歩があなたの未来の健康を守ってくれるはず一緒に”予防“のある毎日を始めてみませんか?

【 小石マタニティクリニック 】

 産後ケア・リハビリで支える 
 お母さんと赤ちゃんの健やかな未来 

出産後のお母さんは、心身の回復や育児への適応など多くの課題に直面します。この不安定な時期を乗り越えるためにも、産後ケア・リハビリの積極的な活用が推奨されます。ここでは産褥期を乗り切るヒントをお届けします。

 TOPIC 1 

妊産婦の合併症1位はうつ病?

日本における妊産婦の合併症で最も多いのがうつ病。出産後の女性の約3割が一時的な抑うつ症状を経験するとされている。主な原因としてホルモンバランス・環境の変化、育児ストレス、休息不足が挙げられる。

2022年の妊産婦死亡原因のうち23%が自殺。その多くがうつ病などの精神疾患を抱えていたことが報告されている。

 周産期の精神疾患は 
 子どもの発達に影響を及ぼす可能性が! 

妊娠中…情緒障害、行動障害、思春期の抑うつ、
    認知機能障害、愛着障害 など
産後…感情のコントロール不良、学童期の社会適応困難、
   思春期に及ぶ注意欠陥や多動 など

産後ケアの活用は母親の心身の休養や育児ストレスの軽減、産後うつの予防に有効。さらに、母親の心の健康状態が安定することで、将来的な子どもの精神的疾患の予防にも結びつく。

 TOPIC 2 

産後ケアって具体的に
どんなことが叶うの?

【産後ケアでできる5つのこと】

お母さんの心身の休養と健康相談 / 授乳指導 / 
育児指導 / 赤ちゃんのお世話相談 /
赤ちゃんの発達や発育チェック

母親が孤立することなく、安心して子育てに向き合える環境を整えるためには、家族や社会全体による支援が欠かせない。その中でも、「産後ケア」は特に重要な役割を担っている。

 TOPIC 3 

骨盤ケアが産後の体調を左右する?

\ 妊娠中の腰痛発症率は約9割! /

出産に備えて骨盤の関節が緩み、靭帯が変化することが痛みの原因。産後に筋力低下や姿勢不良があると、骨盤が開いたまま固まる可能性が高まる。

→ 骨盤ケアは妊娠中から心がけることが大切

 TOPIC 4 

産後リハビリがもたらす
身体効果

産後半年以内に骨盤ケアを行うことは、将来的な婦人科系のトラブル予防にも効果的。

産後リハビリで予防できる
主なトラブル
体型の崩れ・腰痛・肩こり・尿漏れ・骨盤臓器脱・腱鞘炎 など


 まとめ 

産後ケアやリハビリは、母親の心身の回復や育児スキルを身につけるうえで欠かせない支援だ。母親自身の健康を守ることが、結果的に赤ちゃんの健やかな成長を支え、家族の穏やかな日々を育んでいく土台となる。


当院では幸せな出産体験がその後おの産後ケアや育児への前向きな一歩につながると考え、ソフロロジー和痛分娩を取り入れています。

小石マタニティクリニック


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