2025.03.14
東三河ですくすく
子育て応援!!
Part.3

東三河の子育て世代に嬉しい情報を発信している
いいじゃん三河(通称・ジャンミカ)さんと
はなまるが再コラボ! 使わないと損(!?)な
はぐみんカードや育児のお悩みQ&Aなど、今知りたい
知っておきたい情報をぎゅぎゅっとお届けします


日本モンテッソーリ教育総合研究所0~3歳児の教師資格、気質診断マスター講師資格を有する。豊橋市でモンテッソーリ教育を掲げた子育て教室「Be curious」を運営。イマージョン教育プログラムに通う小学3年生の息子を持つ母としても、日々奮闘中。
Instagramはコチラ ▶︎ curious_masu003
\ モンテッソーリ教育とは… /
イタリアの医師マリア・モンテッソーリ博士が提唱した、子どもの「自己教育力」を基盤とした教育法。成長に応じて環境を整え、観察を通じて適切にサポートすることで、子どもたちが自分のペースで学び、自立心と創造性を育む。

Q.子どもにスマホを見せてもいいのでしょうか?
A.スマートフォンからはブルーライトと呼ばれる、睡眠不足と視力低下に繋がる光が発せられています。2時間使用することで、1日かけて学んだ内容が上書きされてしまうほど、長時間のスマホ操作は睡眠の質を低下させ、記憶の定着を妨げる可能性があります。そのため、乳幼児のデジタル機器との接触は最小限に抑えることを推奨します。
テレビなどからもブルーライトは出ていますが、持ち歩けるスマホは画面との距離も近く影響を受けやすいため、適切な制限を設けることがポイントです。例えば、1日の閲覧時間や曜日など条件を設定し、自宅でのみ使用可能とするなど、具体的なルールを決めることが望ましいです。
Q.イヤイヤ期の子どもとの付き合い方や対処法が知りたいです。
A.最近ではやるやる気とも呼ばれるこの時は、「いつもと同じがいい」という思いが強く、日常のルーティーンが乱されていることに対して、涙を流したり、機嫌を悪くしたりすることが良くあります。これは、モンテッソーリ教育でいう「秩序の敏感期」にあたり、子どもが世界を理解しようとする重要な段階だと考えられています。
例えば、新しい靴を嫌がる場合には、一緒に靴を選びに行くことで「自分で選ぶ楽しさや、考える時間」を作ってあげるとよいでしょう。お子さんの不安や怒りの原因をよく観察し、理解してあげることが欠かせません。この時期は子どもの自我が育っている証でもあります。
親御さんはポジティブに捉え、子どもの「やりたい」という気持ちを尊重し、時には失敗することも成長の過程として温かく見守る姿勢が効果的です。
Q.出かける時間が迫っている時の癇癪や外出中すぐ帰りたいとぐずる時の対処法を教えてください。
A.まずはオウム返しをして、話しを聞き、受け入れてあげましょう。出かける時間が迫っている時にぐずる事が多い子は、「あと5分したら出発だよ」「時計の長い針が6になったら行こうね」などあらかじめ予定時間を設定してみてください。砂時計やキッチンタイマーなどを利用して“時間を見える化”することで、子どもが進んで「5分たったから行こ!」と時間を意識した行動ができるようになります。
具体的な目安を示すことで、時間を意識させる習慣作りができ、徐々に自分で管理できる力が身についていきます。
Q.偏食な子の食べ物の好き嫌いをなくすにはどうしたらいいでしょう?
A.ぜひ親子で一緒に料理を作ってみてください。
食材に触れる機会を増やすことで、自然と食への興味が芽生えていくはずです。
お庭のある方は、野菜作りにチャレンジするのもいいでしょう。自分で育てた野菜は特別な思い入れが生まれ、自然と口に運びたくなるものです。単に「食べなさい」と強制するのではなく、様々な体験を通じて自然と食事を楽しめる環境を整えることが肝心です。
子どもの味覚は繊細で、同じ野菜でも品種や産地によって微妙な味の違いを感じ取ることができます。「この野菜は嫌い」と決めつけずに、様々な種類を試すことで、好みに合った野菜が見つかるかもしれません。
食材との関わりを深めながら、少しずつ食の世界を広げていくことが、好き嫌いの改善に繋がっていくはずです。
Q.自分でご飯を食べたり、靴を履いたりできるのに甘えてやりません。
このまま甘えさせてよいのでしょうか? また、自発的に行動する力をつけるにはどうしたらよいですか?
A.子どもの自立心を育むためには、大人が必要以上に手を差し伸べることを控え、挑戦する機会を大切にしましょう。
子どもの手は、大人が軍手を何枚も重ねてつけているように、上手く動かすことが難しいのです。例え時間がかかっても、自発的な行動を温かく見守る姿勢が必要です。過度に手伝ってしまうと、「お母さんにやってもらえばいい」という考えに陥りやすくなります。これは子どもの自立心の芽を摘んでしまう結果につながりかねません。
食事では最初は少量からよそって、こぼしても気にならない環境を整えることで、安心してチャレンジできる場を作りましょう。靴を履く際も「自分でできた!」という達成感を味わえることがポイントです。
助けを求められた時は、すべてを代わりにするのではなく部分的なサポートにとどめましょう。子どもの手が届く場所に置いたり、自分で履きやすい靴を選んだりするなど、環境面での工夫が効果的です。
お母さんは適切なサポート役に徹し、子どものペースを尊重しながら、できたときは具体的に褒めてあげてください。子どもの自立は一朝一夕には実現しませんが、できそうなことから少しずつ挑戦させ、成功体験を重ねることで自信がつき、自立心が育っていきます。
Q.いつ頃からどんな習い事をしたらよいでしょうか?
A.6歳までは身体と脳の発達にとって重要なタイミングです。「手は突き出た大脳」と言われるように、指先を使う活動は大脳の活性化に直接つながります。そのため、手先の細かい動きや体を使った習い事がおすすめです。
ただし、習い事選びで最も大事なのは、子どもの興味や意欲を尊重すること。モンテッソーリ教育では、子どもの興味と意欲を中心に据えています。大人が一方的に決めるのではなく、子どもが何に興味を示すか、どんな活動で楽しさを覚えるかを丁寧に観察することが望ましいです。
様々な体験教室に参加して、自発的に「やってみたい」と思える活動を見つけてあげてください。楽しみながら続けられる習い事を選ぶことが、心身の健全な発達の鍵となります。
\ モンテッソーリ教室 Be curiousとは… /
子どもの探求心を伸ばし、子育てを100倍楽しむための場所として開校。「モンテッソーリ教育で人格を育て、気質コミュニケーションで未来が変わる」をテーマに、子どもの好きを大切にし、“自立”と“好奇心”の成長を目指す。モンテッソーリ教育と気質診断を組み合わせた独自のアプローチも実践している。

Be curious 体験教室
募集人数/1枠5名まで
募集年齢/歩行の完成した1歳~3歳までのお子さん
開催形態/母子同室
開催回数/月3回(土曜日)10:00〜11:30
Instagram/monte_toyohashi
今後場所を移転し、さらに教材・用具を増やしたモンテッソーリ教室を開校予定。詳細はインスタグラムにて近日発表されるため、気になる方はぜひフォローを。

【 豊橋市 】
[ 乳児期 ] 産後ケア
医療機関等や自宅にて、助産師など専門スタッフから心身のケアや授乳指導、育児相談などの産後ケアを受けられる。
対象者/豊橋市に住所を有する、産後1年未満の産婦とその乳児
※利用時間や利用料についての詳細は豊橋市のHPにて確認を
[ 乳児期 ] 家事代行サービス
民間の家事代行サービスを1回500円で最大6回利用できる。家事代行スタッフが自宅を訪れ洗濯、掃除、料理などの家事業務を行ってくれる。
対象者/豊橋市に住所を有する、1歳未満の子どもがいる世帯
※出生後に豊橋市に転入した世帯も対象
※1歳の誕生日前日までに6回利用可能
配布方法/出生届提出時にクーポンを配布(申請不要)
[ 幼児期 ] とよはしファミリー・サポート・センター
保育施設への送迎や子どもの一時預かりなど、市内在住で「子育ての手助けを必要とする人」と「お手伝いしたい人」をつなぐ会員制の支援システム。
対象者/豊橋市に住所を有する、0歳~小学6年生の子どもがいる世帯
※会員になるには事前登録(登録費無料)が必須。
利用料金/子ども1人1時間につき 平日600円、土日祝700円
※7:00~19:00以外の早朝・夜間は+100円
※複数人預ける場合は2人目から半額

【 豊川市 】
[ 乳児期 ] ファーストバースデーお祝い金
1歳の誕生日を迎える子ども1人につき、3万円のお祝い金を支給する制度。手続きは誕生月の下旬に市から申請書が届き、翌月末に支給される。
対象者/満1歳に達する月の初日に、豊川市の住所を有する子ども
[ 乳児期 ] パパママ教室
赤ちゃんのきもち教室、プレママ授乳交流会、産後ライフ教室などを開催。講話や体験、交流によって妊娠中から産後に役立つ情報を発信する。
会場/保健センター ※開催日時は豊川市のHPにて確認を
[ 幼児期 ] 私立幼稚園入園応援金支給事業
新たに私立幼稚園に入園する児童の保護者に、入園応援金を支給。保護者負担の大きい私立幼稚園の入園にかかる費用負担を軽減する。
支給額/3万円 ※子ども1人当たり1回のみ
対象者/入園日時点で豊川市に住所を有し、令和7年4月以降に豊川市内の私立幼稚園に入園する子どもがいる世帯

【 田原市 】
[ 乳児期 ] スマイル訪問
地域のボランティア「子育て安心見守り隊」が、生後8か月児のいる家庭に出向き、おむつと子育て情報を届けることで、子育て世帯を支援している。
[ 乳児期 ] 家事支援サービス
民間の家事代行サービスを1回500円で最大6回利用できる。家事代行スタッフが自宅を訪れ洗濯、掃除、料理などの家事業務を行ってくれる。
対象者/市内に住所を有する、1歳未満の子どもがいる世帯
利用料金/1回約2時間につき500円
[ 乳幼児期 ] さくらルーム・なのはなルーム・こがめルーム
保育施設への送迎や子どもの一時預かりなど、市内在住で「子育ての手助けを必要とする人」と「お手伝いしたい人」をつなぐ会員制の支援システム。
開催場所/さくらルーム(親子交流館内)
開設日:毎週木~火曜日、祝日の水曜日(翌平日が休館)
なのはなルーム(伊良湖岬保育園内)
開設日:毎週月~金曜日
こがめルーム(あかばねこども園内)
開設日:毎週月~金曜日

【 新城市 】
[ 乳児期 ] 産後ケア
指定のクリニックなどで、宿泊型・日帰り型・訪問型の3タイプのサービスが最大7日間利用できる。産後の母子の心身のケアと育児サポートを提供する。
対象者/新城市に住所を有する、産後1年未満の産婦とその乳児
※料金は各施設ごとに異なる。詳しくは新城市のHPにて確認を
[ 乳児期 ] 家庭訪問型子育て支援
「ホームスタートしんしろ」
(社会福祉法人・和敬会)
1回2時間計4回、研修を受けた子育て経験のあるボランティアが利用者の自宅を訪問。家事や育児のサポート、温かな会話を通じて寄り添うサービス。
対象者/0歳~小学校に入る前の子どもが1人でもいる世帯
利用料金/無料
[ 乳幼児期 ] 新城市ファミリー・サポート・センター
子育て中の親子を支援するサポート団体。生後3ヶ月から中学3年生までの子どもを対象に、保育施設への送迎や預かりなどを行う。
利用時間/原則7時~19時
利用料金/事前予約(直前予約)平日1時間700円(1,000円)、休日1,000円(1,200円)

\ MAPで公園の場所をチェック! /
・黄色:はぐみんカードが使えるお店(Part.1)
・オレンジ:子連れにおすすめの飲食店(Part.2)
・黄緑:子連れにおすすめの公園(Part.3)
※掲載している情報は2025年2月28日時点のものです。